2014年6月26日木曜日

CentOS5.1に古いJavaをインストールする


photo credit: BobMical via photopin cc




古いJavaの環境を作成する

古いJavaの環境が欲しくなったので、CentOS5.1にJava1.3を入れます。
CentOS5.1くらいならJavaも1.3だったかな?というゆるい理由でバージョンを選んでみました。色々と問題が出たら手間なのでしっかり合わせたい方はJavaの必要バージョンが乗っていた頃のOSバージョンを、どうしても最新OSが!という方は最新バージョンを使用されるのもいいと思います。
テンポラリな環境なので、VirtualBoxを使用して作成します。

各ダウンロードサイト

以下の各所から必要物をダウンロード。
全部無料です素晴らしい。
VirtualBoxをインストール後、新規作成でCentOSのisoファイルを指定してインストールまで完了させる。

CentOS5.1 に Java1.3 をインストール

ダウンロードしたJava1.3のSDKファイルに実行権限を付けます。
# chmod +x j2sdk-1_3_1_20-linux-i586.rpm.bin

実行。
# ./j2sdk-1_3_1_20-linux-i586.rpm.bin
実行するとLicense Agreementが表示されるので最後までスクロールしてyes。

生成されたrpmパッケージをインストール。
# rpm -ivh jdk-1.3.1_20.i586.rpm

alternativesを使用して設定
# alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/jdk1.3.1_20/bin/java 30

確認します。
$ java -version
ここでインストールしたJavaのバージョンが表示されればOKです。

libstdc++-libc6.1-1.so.2 が無いエラーが出る時

以下のエラーが出る時の対応。
/usr/java/jdk1.3.1_20/bin/i386/native_threads/java: error while loading shared libraries: libstdc++-libc6.1-1.so.2: cannot open shared object file: No such file or directory
無いものは入れます。
# yum -y install compat-libstdc++-296

バージョンが上がってしまっているので、シンボリックリンクを作成。
# ln -s /usr/lib/libstdc++-libc6.2-2.so.3 /usr/lib/libstdc++-libc6.1-1.so.2
 

最後に

Javaのコンパイラ(javac)の方のバージョンも合わせる時は上記alternativesの部分でjavacの分も設定します。
これで環境作成は終了です。

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