2014年6月29日日曜日

その6 - 「Javaプログラミングレッスン 下」のポイント

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「Javaプログラミングレッスン 下」のポイント

下巻で特にしっかり押さえるポイントについて書きたいと思います。

目次


上巻からの続きなので11章からのスタートです。
第11章 : クラスとインスタンス
  • オブジェクト指向の中心的な概念であるクラスとインスタンスについて学びましょう
第12章 : スーパークラスとサブクラス
  • クラスを拡張する方法や、「継承」について学びます
第13章 : 例外
  • Java言語のエラー処理である「例外」について学びます
第14章 : インタフェース
  • Java言語に疑似的な「多重継承」を行わせるインタフェースと、クラス間の関係について学びます
第15章 : ガーベッジコレクション
  • メモリの管理の詳細について、また使われなくなったメモリの回収・冷静処理であるガーベッジコレクションについて学びます
第16章 : スレッド
  • 複数のスレッドを動かす「マルチスレッドプログラミング」の基礎を学びます
第17章 : パッケージ
  • クラスを分類し、名前空間を分ける「パッケージ」の使い方と作り方を学びます
第18章 : ファイル操作と入出力、クラスの調べ方
  • クラスライブラリの使い方の例として、ファイルを読み書きしたり、削除したりするプログラミングを練習します
第19章 : コレクション
  • 多くのインスタンスを管理するコレクションについて学びます
オブジェクト指向、例外の部分が上巻になかった言語として新たに出てきた箇所です。
その他はスレッドやファイル操作とJavaAPIを使用してのプログラミングに関してになります。
ちなみにスレッドやファイル操作はプログラマとして必須だと思いますが、Javaの試験(Oracle Certified Java Programmer Silver SE 7)では範囲外となっていて、Goldの方で出てきます。

下巻のポイント

上巻と同じくひと通り理解して身に付けないといけないですが、特に気をつけるポイントを。
  • オブジェクト指向
  • 例外
  • Java SE 7 で追加された機能
以降それぞれを解説します。


オブジェクト指向

11, 12, 14章の部分です。
継承、インタフェース、is a と has a の違い、ポリモフィズムなどなど、オブジェクト指向部分の基礎をしっかりと押さえる事が大事です。
ここを乗り切るとJavaコードを読むのがかなり楽になるのではないでしょうか。
コードを書いてみたり、他人のコードやJavaAPIのコードを読んだりしてオブジェクト指向のコードに慣れ親しんでください。

例外

Javaのエラー処理の部分です。
例外処理の文法やその動き以外の部分も押さえておきます。
メソッドが例外を投げる時そのメソッドをオーバーライドしたメソッドではどう記載するか(throws宣言する例外は元と同じかそのサブクラス、RuntimeExceptionやそのサブクラスは元がthrows宣言してようがしていまいがthrows宣言できる、元がthrows宣言をしていてもオーバーライドした方はthrows宣言しなくてもいい、など)や、
チェックされる例外とチェックされない例外の意味とその実際のクラス(FileNotFoundException, ArrayIndexOutOfBoundsException, などの例外やエラー系のクラス)を例外のクラス階層を踏まえた上で確認したりになります。

Java SE 7 で追加された機能

本書P.371から「Project Coin」としてまとめられていますのでひと通り把握しておく必要があります。

予告

次回は本書を使用しての勉強の進め方を記載したいと思います。

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