「Java言語プログラミングレッスン 上」のポイント
以前紹介した「Java言語プログラミングレッスン 上/下」から、まずは上巻で特にしっかり押さえるポイントについて書きたいと思います。
目次
まずは書籍のcontentsページを見てみます。
(0). Java言語の見晴らし台
(0). Java言語の見晴らし台
- Java言語で実際にプログラムを作る前に目を通しておくべき内容をお話します。
- Javaでこんにちは
- あいさつを表示する簡単なプログラムをJava言語で実際に書いてみましょう。
- 計算をやってみよう
- Java言語で計算をする方法や式の書き方、演算子の優先順位についてお話します。
- 変数と型
- 情報を貯えておく箱である「変数」と、情報の種類を表す「型」について学びます。
- if文
- プログラムで条件の判断を行うための方法について学びます。
- switch文
- いくつもの選択肢から1つを選んで実行する方法について学びます。
- for文
- 似た処理を繰り返して実行する方法について学びます。
- while文とString型
- for文とは違った形式の繰り返しについて、また文字列(String)の扱い方について学びます。
- メソッド
- まとまった処理に名前をつけてまとめる方法について学びます。
- 配列
- 変数を並べて番号を付けた仕組み「配列」について学びます。
- オブジェクト指向へ向けて
- オブジェクト指向の準備として「クラス」について簡単に学びましょう。
contentsにざっと目を通すと、さすが上巻だけあって言語の基礎が書かれている事がわかります。
上巻のポイント
もちろん書籍はひと通り理解して身に付けないといけないですが、特に上巻で気をつけるポイントはこんな感じです。
- 開発環境の作成
- Javaが各環境でどうやって動くのかを理解する
- 型の種類、意味とサイズ- 各型の変数の宣言と初期化、使用法
必ずコードを書きながら勉強しますので、開発環境の作成は必須です。とはいえ、今どきのパソコンであればJavaは最初からインストールされている気がします。本書に従ってJDKがインストールされているかどうか見極めつつ手順を確認して環境構築してください。
その際にJDKの意味、JVMとは、Javaでソースを書いてコンパイルして実行という流れ、などをしっかり理解しイメージできるようになる事が大事です。
その為にもEclipseなどのIDEは使用せず、この書籍に記載されている通りjavac, javaコマンドを使用して手動でコンパイル、実行を繰り返すスタイルで勧めればOKです。
次に型に関して。これは特に他言語経験がある方は読み飛ばしてしまいそうな箇所ですが、種類、サイズ、意味、宣言と初期化、使用方法は特にしっかり押さえておいてください。
種類に関してはmutable/immutableという観点からも押さえておくとより深い理解に繋がりますし、下巻の理解を助けます。
そして配列は二次元辺りまでわりとよく使用すると思いますが、本書に記載のない三次元配列の宣言と初期化、使用法まで押さえておくと確実です。
予告
次回は本書を使用しての勉強の進め方を記載したいと思います。
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