2014年7月4日金曜日

その9 - 「Javaプログラマ Silver SE7」

photo credit: Bobbi Newman via photopin cc



概要

以前紹介した「Java言語プログラミングレッスン 上/下」の二冊はJavaの大枠がかなり丁寧に記載されていると思いますが、今回紹介する書籍「Javaプログラマ Silver SE7」はその比ではありません。


やはり資格試験の参考書&問題集という位置づけなだけありかなり詳細な箇所まで記載されています。
この問題集をやる前にもっとふんわりしたJavaの本しか勉強してなかったら恐ろしい事になっていたかも…と思ってホッとした覚えがあります。
しかも、試しに問題をいくつかやってみると「あれ問題が分かりにくい…」とか「継承のポリモフィズムの問題だと思ったのにシグニチャの問題!?」というようなもひっかけ問題が多々あります。
しかしそれはしょうがないのです。
実際の試験もそうだからです。
この書籍は実際の試験問題の類似問題がかなりの数記載されています。繰り返しこの書籍で勉強する事で実際の試験問題の問題文や問題コード、解答文に慣れる事ができると思います。

この書籍で出せた正答率程度は実試験でも取得する事ができると思います。私の場合もこの書籍での正答率96〜98%で実試験95%、同僚も概ね同じような感じでした。
書籍での正答率 ≒ 実試験正答率
ぜひ繰り返し問題をこなしてみてください。

ポイント

最初に

まずは書籍の正誤表サイトの確認です。
せっかく勉強するのに間違いを覚えてしまってもしょうがないですから、勉強する前に上記サイトで内容を確認しましょう。

期間

私の場合は忘れっぽい&急ぎで資格を取得する必要があった、という2点からこの書籍を購入して10日で受験しました。
体力的にかなり辛かったです。

もちろん、すでにJavaを業務で使用するなりして精通されている場合は「試験問題に慣れる」事をメインにすれば短期間での受験が可能だと思います。
そうでない方で急ぐ理由が対外的なところにない方は、繰り返しこなした方がいいと思います。
あと試験に関してですが、オンラインでいつでも予約可能です。
登録が少し面倒なのと、試験予約ではかなり席が埋まっているので3日以上前には試験予約を済ませておいた方がいいと思います。
 

検証コードを書く

各ポイントでの検証コードなのでとても小さなものになると思いますが、その詳細部分が試験では問われます。
少しでも疑問に思ったらプチコードを書いてみてください。

意識するところ

実試験でもこの書籍をこなす上で同様のポイントに気を付けなければいけません。
  • 変数の宣言、初期化、初期値代入
  • オブジェクト指向関連
  • 例外(文法だけでなく例外クラスも)
  • 問題コードを素早く読んで理解する
「Java言語プログラミングレッスン」で学んだ基本をふまえ、それよりも深い部分まで問われたりします。
問題をこなすうちに問題文の癖のような部分には慣れるとおもいますので、基本部分を深めるためにもやはり検証コードを書くことは外せないと思います。
 

最後に

私はケアレスミスをしてしまうタイプなので元々100%は厳しいですが、この試験で100%とか本当に凄いと思います。
ですがJavaの勉強を始めた時からそこを意識して、基本をしっかり押さえ深く掘り下げ、コードを読み慣れれば達成できない事はないとも思います。
ぜひJavaの知識を深め100%目指してみてください。

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